Whoosh効果は科学的に間違い。ダイエット停滞期の原因は他にある

ダイエット・減量をしている方は、Whoosh効果というのを耳にしたことがあるかもしれません。

ダイエットの停滞期の原因と言われたりします。

ですが、実際にはWhoosh効果は存在しないものです。

この記事では、

・Whoosh効果とは?本当に存在しないの?

・ダイエット停滞期の本当の原因

について解説します。

Whoosh効果とは?本当に存在しないの?

Whoosh効果とは

Whoosh効果とは、脂肪が減る過程を、次のように説明したもの。

1. 脂肪細胞が燃えて、体積が減る
2. 脂肪細胞に水分が入り込み、減った体積を補完する
3. 1と2を繰り返して、脂肪が消える
4. 脂肪が完全に消えたら、水分も同時に消える(Whoosh)

脂肪が減っているのに、水分で補完されるため、見た目は脂肪が減ってるようには見えません。

それが「4」の段階で一気に消えるので、短期間で一気に痩せたように見える、というのがWhoosh効果と言われているものです。

上の画像みたいなイメージ。

Whoosh効果は存在しない

Whoosh効果は根拠のない都市伝説です。

小さくなった脂肪細胞の中に水が入り込むような現象は、起きません。

「存在しない」ことを証明するのは無理です。

しかし、Whoosh効果について解説してる人で、根拠となる研究を示してる人はいないはずです。

少なくとも僕は見たことがありません。

仮に「脂肪細胞に水が入る」とすれば、そんなのダイエット中の人の脂肪をちょっと吸引して、観察すれば2秒で分かります。

Whoosh効果は、都市伝説です。

Whoosh効果のように短期間で一気に見た目が変わることはある

一方で「じゃあ、なんでWhoosh効果なんて言葉があるの?」と思う人や「いや俺Whoosh効果を経験したことあるよ」という人もいるでしょう。

減量やダイエットをしていると、突然痩せたように感じることはあります。実際に経験のある方も多いはず。

どうなってるんでしょう。

実は、「脂肪に水分が入り込む」現象は起きなくても、体が水分を溜め込むことはあるんです。

そもそも人間の体の6割は水分でできています。筋肉に至っては、7割以上が水分です。

私たちの体のエネルギー源である、グリコーゲン(≒糖質)は1gで3gの水分と結合します。

ストレスホルモンである、コルチゾールにも水分を貯め込む働きがあります。

また、体内の水分量だけでなく、むくみや塩分の量でも見た目は変わってきます。

同じ体脂肪率でも、見た目は変わります。

女性であれば、特に「脂肪以外」の要素で見た目の影響を受けやすい傾向に。

で、ある時を境に、水分や塩が抜けたりして、一気に痩せたように「感じる」ということ。

Whoosh効果は、そういう表面的な結果に、それらしい説明を取ってつけただけなんです。

超回復理論と同じですね。

Whoosh効果の問題点。停滞期の原因は違う

“息子”
Whoosh効果は嘘でも、実際に現象として「短期間で一気に落ちる」ことが起きるんなら、別に問題なくね?

という意見もあると思います。

確かに、超回復と同じでWhoosh効果をモデル化して考えるのは、メリットもあります。

実際に「短期間で一気に痩せたように感じる」現象は起きるからです。

そうすることで、メンタル面でもゆったりと構えられますよね。

多少体重が落ちなくても、「Whoosh効果が来てないだけや」と考えれば、ストレスも少なくなるでしょう。

ですが、大きな問題もあります。

問題点1. 停滞期の原因はWhoosh効果じゃない

たまに停滞期の原因をWhoosh効果で説明してる人もいますが、これはまずいです。

こちらの記事で解説しているように、停滞期の原因は代謝の低下です。

Whoosh効果のように「見える」現象が原因で体重が落ちなくても、それは時間が経てば解決します。

ですが、「本当の停滞期」は時間では解決しません。

上の記事で解説しているように停滞期に入ったら、それなりの対処をしなければいけません。

停滞期の原因がWhoosh効果だと思っていると、代謝が低下して「本当の停滞期」に入ってしまった状態でも「まだWhooshしてないから落ちないんや」と考えてしまいます。

結果、いつまでたってもダイエットは進まず、最後はストレスで挫折してしまうでしょう。

問題点2. Whooshを追い求めて、ダイエットで遠回り(無駄なチートデイなど)してしまう

水分が抜ければWhooshするんだから「自分で水分抜けばいいじゃん!」と考える人もいます。

具体的には、サウナに入ったり、チートデイを入れたりして水分を抜こうと考えるわけです。

極端な人では、お酒を飲んで水分を抜こうとする人もいます。

たしかに、脂肪細胞に水分が入り込むことはありませんが、Whoosh効果のように「見える」現象の要因の1つに、体内の水分量があるのは間違いないです。

なので、一見こういう方法も効果がありそうですが、実際は意味がないです。

サウナで水分抜いても、脱水症状になるだけですよ。

しかも、サウナに入っても水分が抜けるのは一時的で、水を抜きたいなら「一生水を飲まない」ことしか方法はありません。

脱水している状態で、体はまともに機能しません。

痩せる痩せない以前に、体を壊します。

特に女性の場合は、生理やホルモンの影響でどうしても水分を貯め込む時期ってあるんですよ。

これはもうしょうがないです。そういうものなので。

ダイエットの目的は「脂肪を減らすこと」です。目的を見失わないようにしましょう。

チートデイも同じ。

上に書いたように、グリコーゲンは水分を貯め込む性質があります。

チートデイを入れて、炭水化物を爆食いしたら、余計に水分が増えるだけです。

Whoosh効果は存在しないので、筋肉が脂肪内の水分を引き込むとか、そういうことも起きません。

そしてもちろん、Whoosh効果のためにお酒をガブ飲みするなんて自殺行為。

存在もしない現象を追い求めて、ダイエットで遠回りするなんて、最悪ですよね。

Whoosh効果だけじゃない。ボディメイクの都市伝説

Whoosh効果や超回復のように、常識のように言われてるけど、実際は都市伝説だったり間違ってることって、意外とあります。

みんながやってる方法がベストな方法とは限らないし、ベストな方法でも、やってない人の方が多かったりするもの。

なんでも自分で判断するクセをつけていきましょう。

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