スキニーファットってどんな体型?誰も知らない隠れ肥満の怖さと改善法

スキニーファットとは、体重は標準的もしくは軽めなのに、お腹が出ていたり、腕がたるんでいるなど体にメリハリがない状態のこと。

スキニーファットは、見た目が悪いだけでなく、健康面にも悪影響を及ぼします。

具体的には、

「体重は平均か、平均より低いのに、ポッコリお腹が出てるし、体脂肪率が高い」

「体重は普通なのに、腕とか脚はタプタプしてるし、体にメリハリがない」

「ずっとダイエットしてるけど、理想の体型にたどり着けない…」

こんな悩みを抱えている方はスキニーファットです。

スキニーファットは普通にダイエットをしても改善されないので、多くの人を悩ませる存在。

この記事では、そんなスキニーファットの

・原因

・怖さ

・ダイエット上の問題

・改善方法

を解説していきます。

スキニーファットってどんな状態?基準・特徴と原因

スキニーファットの基準と特徴

スキニーファットは、「隠れ肥満」とか「痩せデブ」と呼ばれたりもします。

「肥満」のように明確な定義があるものではありませんが、一般的には「BMIが22未満で体脂肪率30%以上」という状態。

BMIの計算はこちらからできます。

BMI22ってのは、標準的な体重です。それより低いのに、体脂肪率が高いのがスキニーファット。

明確な定義があるわけではなく、体脂肪率は正確に測れるものではないので、自分がスキニーファットかどうかの判断が難しいかもしれませんが、この記事の最初に書いた特徴が当てはまるなら、スキニーファットで間違いないです。

“息子”
「体重は平均かそれ未満なのに、お腹が出てたり脚や腕がタプタプして、体にメリハリがない状態」です

幼児体型と言えば分かりやすいかもしれません。

スキニーファットになる3つの原因【日本人に多い】

隠れ肥満になってしまう原因は、いくつかあります。

1. 間違ったダイエットの繰り返し

間違ったダイエットをすると、脂肪だけではなく、筋肉も削られてしまいます。

男女ともに、ある程度の筋肉はメリハリのある体を作るために必要な上、筋肉量が低下すると代謝も低下します。

詳しくは後ほど解説しますが、スキニーファットの問題は脂肪が多いことではなく、筋肉が少ないことにあるんです。

ひたすら「食べない」ダイエットをするとか、筋トレせずに痩せるなどすると、脂肪と一緒に筋肉も減ります。

すると代謝が下がるので、一旦は痩せても元の生活に戻るとリバウンドをします。

リバウンドをしても、増えるのは脂肪だけなので、筋肉は減ったまま。

そしてまた間違ったダイエットをして筋肉がさらに減り、代謝がさらに下がってリバウンド。

そしてまた間違ったダイエットで…

という繰り返しで、スキニーファットになってしまうパターンが非常に多いです。

2. 運動不足

次に多いのが、運動不足というパターン。

筋肉は、使わないとガンガン減っていきます。

若いうちはあまり実感しなくても、歳をとるにつれて筋肉はガンガン削られていくのが分かるもの。

同時に、人間は歳をとると太りやすくなるので、脂肪はブヨブヨ増えていきます

こうしてスキニーファットの完成です。

3. 栄養不足

栄養不足も、スキニーファットの原因になります。

これは根が深い問題で、ほとんどの人は自分が栄養不足だと気づいていません

特に、最近は日本人のタンパク質摂取量が低下しまくっていて、終戦直後と変わらないレベルまで落ちています。

1日に必要or必要以上のカロリーが摂取できていても、そのカロリーの中身のバランスが悪いと、栄養不足になってしまうんです。

ひどい場合は、1日に最低限必要なカロリーすら摂取できていないことも。

栄養不足なのに、さらにダイエットをしようとする人も多く、当然スキニーファットは加速します。

マスコミが報じない隠れ肥満の怖さ。スキニーファットの問題点

ここからは、スキニーファットのダイエットにおける問題点と、健康面へのヤバすぎる悪影響を紹介します。

低体重はめちゃくちゃ不健康

実は、肥満よりも健康リスクが大きいのが低体重。

テレビなどのメディアでは、肥満のリスクばかりが取り上げられていますが、低体重の方が遥かに不健康です。

このグラフを見ると分かりますが、BMI19未満は1番、ダントツで死亡率が高いです。

しかもBMI19未満って普通にゴロゴロいますからね。

身長160cmなら、49kg未満の方になります。

特に、若い女性は4分の1近くがBMI19未満です。

低体重は、貧血や冷え性、骨粗しょう症などなど、病気にもなりやすい。

女性なら、婦人科系の病気にもつながります。

スキニーファットは体がギリギリ踏みとどまってる状態

スキニーファットは、BMI19未満の低体重の人だけでなく、BMI22未満の標準体重の人でもなるもの。

いずれにせよ、体がこれ以上体重を落とさないようにギリギリのところで踏みとどまっている状態です。

人間の体では、お腹は最初に脂肪がついて、最後まで残るもの。

それは、腹が1番邪魔にならないからです。

現代に生きる我々にとっては、腹の脂肪は邪魔すぎる存在ですが、遠い昔は違いました。

狩りをする時、脚や腕に脂肪がつくと走れなくなるし、頭につくとバランスが悪くなります。

お腹が1番脂肪をつけるのに都合のいい部位だったんです。

だから、お腹は最初に脂肪がついて、最後まで残るもの。

体重が平均かそれ未満なのに、腹に脂肪がある状態は、死なないための防衛本能のおかげ。

非常に危険なギリギリのラインにいると思ってください。

隠れ肥満のダイエットにおける問題

健康リスク以外に、スキニーファットはダイエットにも悪影響を及ぼします。

まず何より見た目が悪い。腹は引っ込んでいれば引っ込んでいるほどいいもの。

そして太りやすいこと。

スキニーファットは、体が死なないために防衛本能を働かせてる状態なので、当たり前ですが脂肪は落ちてくれません。

しかも筋肉の量が少なく、代謝も下がりまくっているので少し食べただけで太ります。

筋肉が少ないことで、インスリンが脂肪細胞に糖を送り込みやすくなっているので、やはり太りやすいです。

インスリンとは

血中の糖を、筋肉や脂肪に送り、血糖値を下げるホルモン。

本来は、筋肉に優先して糖を送り込むが、筋肉が少なかったり脂肪が多いと脂肪に働いてしまう。

脂肪に糖が送り込まれると、太る。

スキニーファットの改善方法を解説【食事と筋トレ】

スキニーファットは普通にダイエットをしても何も解決しません。ただ隠れ肥満が加速するだけ。ますます代謝が下がっていきます。

スキニーファットを改善するための食事

スキニーファットの問題は、脂肪の絶対量が多いことではなく、筋肉が少ないこと

筋肉が少ないから、相対的に体脂肪率が高くなるし、代謝が下がるし、体が引き締まらないんです。

なので隠れ肥満から脱出するのに必要なのは、増量

飯を食うことです。

「増量」なんて響きからして恐ろしそうですが、脂肪を増やすのではなく筋肉を増やすのが目的。

まずは「飯を食べても太らない」ことを知ってください。

食と体型を両立してる人なんて大勢います。人は正しく食事すれば、太りません

食べる量を増やすのが怖いのは当たり前です。最初はみんなそう。

でも「食べると太る」という思考のままでは、スキニーファットから脱出するのは無理。

ここは勇気を出して一歩踏み出すところです。

スキニーファットを改善するための筋トレ

そして、足りない筋肉量を増やすために筋トレが必須

正しい「増量」の食事と組み合わせることで、ガンガン引き締まっていくのが実感できます。

ちなみに体重は増えますが、それは正常。

体重で見た目は決まらないので、無視してOK。

 

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「体重が増えるのに引き締まっていく」現象が、楽しくなってきたら勝ちです。

スキニーファットとはお別れできます。

そして有酸素運動などは一切必要ありません。スキニーファットの改善には、脂肪を落とすことは必要ないからです。

また食事の量を増やし、筋トレを始めたばかりの頃は、むくんだりして太ったように感じることがあります。

これは代謝が低い最初だけで、続けるうちに引き締まってくるので心配はいりません。

隠れ肥満でも、筋肉は裏切らない

スキニーファットは、普通に死ぬので今すぐ改善しないと後々後悔します。

世界中が敵になっても、筋肉だけは裏切りません。

食事と筋トレ。これだけ。

特に女性は、筋肉を増やすには時間がかかります。始めるなら今です。

怖いのは当たり前。でもその先には飯を食っても太らない世界が待っているので、頑張りましょう。

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