ドリアン・イエーツの全て 歴代最高勝率を誇る孤高のボディビルダー

こんにちは、パーソナルトレーナーのダイナマイト息子(@dynamitemusuko6)です!

世界最高峰のボディビルの祭典、Mr.オリンピア。

歴代最高優勝回数は、リー・ヘイニーロニー・コールマンの8回ですが、 歴代最高優勝「率」を誇るビルダーは誰かご存知でしょうか?

それは、ドリアン・イエーツ。

彼は、初出場のMr.オリンピアで2位になってからは、1度もタイトルを譲ることなく6回の優勝を果たしました

そんなドリアンは、鬼のような背中を持つビルダーとして、今でも語り継がれる伝説である一方で、一匹狼タイプの孤高の存在でもありました。

また、ドリアンの出現前と後では、トレーニング方法のトレンドが変わったほどの影響力があったんです。

この記事では、そんなドリアン・イエーツの、

・経歴や生い立ち
・ボディビル現役時代の伝説
・引退後から現在まで
・一時代を築き上げたトレーニング方法
・食事内容

など、全てを徹底的に解説していきます。

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ドリアン・イエーツのプロフィールと経歴

・Dorian Yates
・身長 178cm
・体重 115.7kg~120.2kg
・上腕 50cm
・胸囲 142.2cm

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ドリアンは、“The Shadow”という異名を持っています。

周りと群れず、影のように突然現れてトロフィーを獲得しまくっていたからです。

悪すぎて少年院にブチ込まれた少年時代

ドリアン・イエーツは1962年、イギリスのスタッフォードシャーで生まれました。

筋トレはおろか、何かスポーツをしていたわけではありませんでした。

13歳の頃に父親を心筋梗塞で亡くしてから、ドリアン少年は荒れに荒れました。

その後、バーミンガムに引っ越してからは、地元のギャングに加入します。

19歳の時、ギャング同士の抗争の果てに、捕まってしまいました。

そして、半年間を少年院で過ごしています。

ここまではただのヤンキー。

更生して筋トレに目覚める

少年院では、やることがなく暇なので筋トレをしていました。

元々体格の良かった彼は、ガンガン伸びていくバーベルの重量を見るのが楽しく、すぐに筋トレにのめり込みます。

出所後、21歳で初めてジムに入会。トップレベルのビルダーとしては、遅いスタートです。

「シャバは最高だぜ、もうあそこには戻らねえぞ」と思ったドリアン君は、そのエネルギーを全て筋トレに注ぎ込みました。

上の画像は、21歳の時の彼。たった9ヶ月の筋トレで、ここまでになってしまいました。

そして、地元バーミンガムのノービス大会に出場し、優勝します。

IFBBプロへの道

その後、少しずつローカルな大会だけでなく、規模の大きい大会にも出場し始めます。

最初はあまり好成績を残せませんでしたが、1986年にEFBBブリティッシュという全国クラスの大会でついに優勝を果たしました。

そして1988年までの2年間は、大会には出ずに肉体の改善に専念。

満を持して出場したブリティッシュ・チャンピオンシップで優勝し、全英No.1の座とプロカードを獲得しました。

ここまで、本格的に筋トレを始めてわずか5年。おかしいだろ。なんだこれ。

プロとして無双。無名から一気にスターダムへ

プロとしての初めての大会は、1990年のナイト・オブ・チャンピオンズ。

ここで、いきなり2位に入賞します。

ドリアンはイギリスでプロになったため、アメリカではほぼ無名の存在。

いきなり得体の知れないバケモノが出てきて、2位になってしまったわけです。みんな腰を抜かしました。

この瞬間、彼は”The Shadow”のニックネームで一躍スターの仲間入りを果たしました。

翌1991年は、ナイト・オブ・チャンピオンズで優勝を果たすと、Mr.オリンピアにも初出場。

リー・ヘイニーに次ぐ2位という結果を残します。

そして、English Grand Prixで母国イギリスに凱旋。ぶっちぎりで優勝しました。

Mr.オリンピアでの伝説の始まり

翌1992年。ここからドリアン・イエーツの伝説が始まります。

この年のMr.オリンピアで優勝すると、その後ドリアンが現役中に負けることはありませんでした

1997年まで、Mr.オリンピアを6連覇。

その他、出場した大会で全て優勝という鬼のような成績を残しました。

しかし、ドリアンは必ずしも人気者だったわけではありません。

当時のボディビルダーは、後に世界的な俳優になったアーノルドをはじめとして、みんな陽気でフレンドリー。

一方で、ドリアンはオリンピア以外の大会には滅多に出てこないし、メディアにも顔を出さないし、サプリメーカーのスポンサーの話にすら乗らない男でした。

結果として「なんやねん、あいつ」と思っていた人も多かったのが事実です。

引退後〜現在まで

詳しくは後ほど解説しますが、ドリアンは現役時代、超高重量で高強度のトレーニングを行っていました。

この影響で、体はボロボロ。怪我しまくり。

1997年に、引退を決意しました。

引退後は、師匠のマイク・メンツァーと一緒に立ち上げたアパレルブランドを運営したり、アメリカとイギリスにジムをオープンしたりしています。

また、2006年にはサプリの販売も始めているようです。

最近では、パーソナルトレーナーとして後進の育成にも励んでいます。

 

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ドリアンは結婚していて、奥さんもIFBBプロでその辺の男よりもマッチョ。

 

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現役中のステロイド使用について

ドリアンは、現役中のステロイド使用を公に認めている数少ないビルダーの1人。

本人は「20年近くステ入れてきたけど、普通に3食マック食ってるやつの方が不健康だろ」と言ってます。

ドリアン・イエーツのトレーニング

最初に書いたように、ドリアンの出現によって、トレーニング方法のトレンドが変わりました。

ドリアンが現れる前は、70年代のアーノルド時代から続く、ハイボリュームのトレーニングが主流でした。

頻度も比較的多く、週に1.5~2回の頻度で筋トレするビルダーが多数派。

しかし、ドリアンは違いました。

メインセットは1セットだけ。

ただし、その1セットで筋肉を限界まで追い込み切るヘビーデューティートレーニングを取り入れていたんです。

頻度は、1つの部位につき1週間~10日に1回、もしくは更に空けることも。

他のビルダーが毎日のようにジムに入り浸る中で、ドリアンは週に3~4日しかジムに行きませんでした。

それまでのトレーニングとは全く違うスタイルで、ボディビル界に革命をもたらしたドリアン。

彼に影響され、多くのビルダーがヘビーデューティー的なトレーニングを取り入れ始めました。

ただし、上にも書いたようにヘビーデューティートレーニングでドリアンは怪我しまくり。体はボロボロになりました。

具体的なトレーニングメニューの例

各部位とも、最初に2~3セットのウォームアップセットを行います。

メインセットは各種目1セットが基本。その代わりに動かなくなるまで完全にオールアウトします。

腕トレの例

・トライセプスプレスダウン
・スカルクラッシャー
・クローズグリップベンチプレス
・インクラインダンベルカール
・EZバーカール
・マシンカール

胸トレの例

・インクラインベンチプレス
・マシンインクラインプレス
・インクラインダンベルフライ
・ケーブルクロス

脚トレの例

・レッグエクステンション
・レッグプレス
・ハックスクワット
・レッグカール
・カーフレイズ

背中トレの例

・マシンプルダウン
・ベントオーバーロウ
・ワンハンドロウ
・ケーブルロウ
・デッドリフト

肩トレの例

・スミスマシンショルダープレス
・サイドレイズ
・ケーブルサイドレイズ
・マシンリアデルトフライ
・ダンベルリアレイズ
・シュラッグ

動画

ドリアン・イエーツのサプリや食事

ドリアンが活躍した時代は、現在のようにサプリが豊富ではなく、プロテインくらいしか存在しませんでした。

食事内容の例

1食目

・プロテイン
・卵白10個を混ぜたオーツ

2食目・3食目

・プロテイン

4食目

・鶏胸肉 250g
・ジャガイモか米
・野菜

5食目

・プロテイン

6食目

・ステーキ 340g
・ジャガイモか米
・野菜

7食目

・プロテイン
・卵白6個を混ぜたオーツ

ドリアン・イエーツの画像と名言

名言

今日は残りの人生の最初の日だ。過去にこだわるな。他人を気にするな。

毎回の筋トレは、建物でいうレンガのようなものだ。ジムに行って中途半端に筋トレしても、レンガを積み上げたことにはならない。お前がサボっている間、他の誰かはレンガを積み上げている。

もし、才能があるやつが俺くらい努力してたら、俺なんか勝てなかっただろう。

時代を変えたビルダー、ドリアン・イエーツ

ドリアンがあまりにもデカすぎて、それ以降のボディビルはサイズ重視の時代に突入していきます。

かつて少年院にブチ込まれた不良少年は、ボディビルの歴史を変えてしまったのです。

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